当法人は、高齢者の増加に伴い、要介護状態から自宅で生活することが困難な高齢者の入所できる施設が必要になると考える小矢部市の要請により、当時の砺波地方の1市10町村の協力も得て平成9年4月に設立いたしました。そして、特別養護老人ホーム「ほっとはうす千羽」をデイサービスセンター、ショートステイ、在宅介護支援センター等を併設し、平成10年4月に開設いたしました。
その後、自宅で自立した生活が困難な高齢者に対応するため、軽費老人ホーム「ケアハウスおやべ」を平成15年5月に開設いたしました。また、入所待機者の解消を目指し、特別養護老人ホーム「ほっとはうす千羽ふたば館」を平成18年8月に増築いたしました。
近年、人口の高齢化が急速に進行し、福祉サービスは、質・量ともに必要性が高まっており、これからの福祉を取り巻く環境は、めざましく変化することが予測されています。
このような状況の中、本社会福祉法人が唯一無二の役割を果たすには、これまで本法人が掲げてきた「地域に根ざした社会福祉法人」を心に据え、地域が必要としている暖かいサービス提供を実現したいと考えています。
しかしながら、本法人だけで、よりよい福祉サービスの提供を実現できるものではなく、関係行政や関係機関の皆様をはじめ、地域住民の皆様のお力添えが必要であり、三位一体となった取り組みが重要であります。これからも、皆様には変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、諸先輩方が築いてくださった法人の歩みを肌で感じながら、法人役員はじめすべての職員が初心に立ち返り、新たな一歩を踏み出すとともに、地域住民の皆様により身近な社会福祉法人小矢部福祉会であり続けることをお誓い申し上げます。
理事長
競輪とオートレースの補助事業に採択されました。